抗ウイルス機能性生地のご紹介!
2020/12/16
こんにちは、きらめっ君です。
今回は、昨今社会問題ともなっております、風邪や肺炎を引き起こすインフルエンザをはじめとするウイルスの感染リスクを軽減してくれる、抗ウイルス機能性生地をご紹介させていただきます。
よろしくお願いします!
この記事の目次
特定のウイルスを減少させる特殊生地
抗ウイルス機能性生地とは一体どういう仕組みかと言いますとまず、
固定化抗菌成分「Etak®」という、口腔内の治療や洗浄時に使われている消毒薬をベースに開発されたインフルエンザウイルスなどを不活化する化合物があります。
そして「Etak®」を繊維の表面に固定化する抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術を「CLEANSE®/クレンゼ®」と言います。
この技術を使って作られた生地が、抗ウイルス機能性生地というわけです。
現在効果が確認されているウイルスや細菌は以下のものがあります。
ウイルス:インフルエンザウイルス,RS(Respiratory Syncytial)ウイルス,ネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替ウイルス),アデノウイルス
細菌:黄色ブドウ球菌,MRSA,セレウス菌,表皮ブドウ球菌,肺炎桿菌,大腸菌,大腸菌(O-157),サルモネラ菌,マイコプラズマ,モラクセラ菌,緑膿菌,MDRP ※緑膿菌,MDRPは、クレンゼの技術を応用した別加工による。
真菌:マラセチア,黒カビ,黒コウジカビ
ちなみに弊社取り扱っておりますこの抗ウイルス機能性生地は綿100%素材で、カラーバリエーションはベージュ、カーキ、赤、紺の四色となります。
製法は顔料プリント
この抗ウイルス機能性生地にオリジナルプリントを施すことが出来、製法は顔料プリントとなります。
顔料プリントは、デザインに使用される色数分だけ版を作成する製法のため、色数の少ないデザイン向きです。
ただし、細かなデザインの再現性が高く、摩耗性・耐光性に優れておりますため、特に店頭などで使用されることの多い、オリジナルのれんなどにはおすすめです。
こんなシーンにおすすめ
抗ウイルス機能性が高いということで、飲食店内で使用され、お客さんの手に触れることの多い間仕切りのれんやトイレのれんや、
物産展や試飲会、試食会等、食べ物や飲み物を扱うイベント用のテーブルクロスや幕におすすめです。
ウイルスは低温かつ乾燥状態で安定的に存在することから、寒い冬の時期のイベントやキャンペーンの装飾アイテムとしても効果的です。
また洗濯耐久性にも優れており、繰り返しのお洗濯でも機能の低下がほとんどみられないというのも、ひとつの大きなメリットとなります。
ただし、この生地の表面に付着したウイルスや細菌に対しては高い効果が期待できますが、直接体内に取り込まれる、空気中にあるウイルスも残念ながらあります。
そのため、インフルエンザウイルス等の体内への侵入を完全に阻止できるものではありませんので、予めご承知おきください。
というわけで株式会社キラメックでは、この生地を使用したオリジナルアイテムの製作を承っております。
上記のとおり、特に飲食系の店内用や、イベントでのブース出展をお考えのお客様に大変おすすめですので、是非ご一考ください。